DIRECTOR
カロリーヌ・リンク
CAST
レア・クルカ、ユリアーネ・ケーラー、メラーブ・ニニッゼ、
カロリーネ・エケルツ、マティアス・ハービッヒ、
シデーデ・オンユーロ
STORY
ナチスによるユダヤ人迫害が日増しに強くなりつつあった1938年4月。裕福なユダヤ人家庭の少女
レギーナ(レア・クルカ)は、母イエッテル(ユリアーネ・ケーラー)とともに、父バルター(メラーブ・ニニッゼ)の待つケニアに渡った。
しかし、再会を喜ぶひまもなく、未知の大地ケニアのきびしさが、ブルジョア出身のイエッテルを打ちのめす。祖国ドイツで弁護士を
していた夫は、ここロンガイではただの農場労働者。その農場は、荒れ地も同然。日照りが続き、苦労して井戸を掘っても水は出ない、
作物は育たない。イエッテルは、ドイツに帰ると言い出すしまつだ。だが夫のバルターは、祖国ではユダヤ人の自分たちに未来がないことを
よく知っているために、夫婦の間には争いが絶えず、彼らの気持ちはすれちがっていく。そんなふたりをはげますのは、ケニアの暮らしに
すっかりなじんでいる友人ジュスキント(マティアス・ハービッヒ)だ。
いっぽうレギーナは、家の料理人オウア(シデーデ・オンユーロ)と仲良しになった。「小さなメンサブ(奥さん)!」と呼んで、自分
をかわいがってくれる彼に現地の言葉を教わり、いろいろな場所に案内されるうちに友情もめばえた。
やがて、第2次世界大戦の影響はケニアにもおよび、一家は離ればなれになった。敵国人と見なされた父バルターは、ナイロビの
収容所に移され、農場からは解雇される。彼が収容所生活から解放され、オル・ジョロ・オロクの農場に仕事を得て、家族が再びいっしょ
に暮らせるまでの間、レギーナも母とともに軟禁生活を強いられた。
やがて、成長したレギーナ(カロリーネ・エケルツ)がイギリス人の学校に入学し、寄宿舎生活を始めたのが1941年のこと。利発な
彼女は、言葉や人種のハンデを克服して優秀な成績をおさめる。しかし、祖国では祖母や親戚にいよいよ危険が迫り、父はナイロビで
イギリス軍に参加。ケニアの生活に生き甲斐を感じるまでになったイエッテルとレギーナは、農場に残ったが・・・。
|